さる5月26日と29日に探求学童Qで「自習力アップフォローキャンプ」が開催されました。
自習というと
・ちゃんとやるべきもの
宿題は
・きちんと終わらせるべきもの
というように
「ちゃんと」や「きちんと」というぼんやりとしたことばで、しかしかなり強制的に要求されていますね。
しかし、それがなかなかできない子供達には「どうやったら?」という指導がされていないのです。
「なんでちゃんとやらないの!?」
という叫び声はよく耳にしたり、口にされたりしていらっしゃると思いますが、その「なぜ?」を考えていきましょうというのが、今回のキャンプの趣旨でした。
というわけで、スタッフから最初の質問は
「みんなどれくらいだったら集中できる?」
というものでした。
Aさん「1時間くらい」
Bくん「調子良ければ2時間くらい」
など、まあ自己評価の大幅に高いこと(笑)
このように「自分がどれくらい集中力が続くのか?」について確認出来ていないことが多いのです。
自習力の最初の一歩である「集中力を高める」には
STEP1:自分の集中力のくせを知る
STEP2:くせにあった施策を見つける
が必要です。
教室では、スタッフだけでなく先輩たちや友達の「こうやって集中力をキープしています」といった工夫を共有しています。
そのような中から、自分にあった「仕掛け」を見つけていくきっかけになるキャンプです。
探求学童Qは普段のお預かりの時間でも、このような「自習力アップ」をテーマに様々な仕掛けをしています。
保護者の皆様も
「とにかく宿題で揉めるのが嫌だから、なんとかしてほしい」
から一歩進んで、「自習力を高める育て方」への意識をぜひ高めて頂ければと思います。
これは一朝一夕にはいきませんが、「伸びる子」は必ず備えている力です。
次回は6月末の開催予定です。