図にして考えるために必要な運筆力

4年生になると線分図で考える問題が出てきます。

その後も旅人算、ダイヤグラム、図形の移動など「自ら図を描いて解く」ことが求められる問題が増えてきます。
「図にするとわかりやすい」「まずは図を描いてみよう」という声がけはよく聞かれるのです。

しかし、「図にして解く」ためには、「正確に図式化」することが必要です。
問題文の情報をきちんと反映されたものにするのはもちろんのことなのですが、それ以前に「まっすぐな線を引く」「上下で揃える」というポイントでつまづいてしまう生徒が少なくありません。

11月に新開校した、図絵かき算数教室エニスル(東京都代々木)の教材では、毎週最後に「Drawing exercise」として運筆のトレーニングを入れています。

4年生以降の学びの基礎力として非常に大切です。

【図式化を苦手としている例】

【Drawing exercise】

図絵かき算数教室エニスルの1〜2年生向けBeginnerクラスの例題をもとに考えてみよう!

  1. ●を10個つかって、三角形を3種類描いてみよう
  2. ◯を8個つかって、四角形を2種類描いてみよう
  3. 線を描いて、3つに分けてみよう。2つ分の長さの線を下に描いてみよう